資格がないのに税理士事務所で社労士業務をやらされていた

私は昨年、社会保険労務士試験に合格しました。
合格前に勤務していたのは名古屋の税理士事務所です。

その税理士事務所には社労士の資格者が在籍していませんでしたが、実際の業務としては、給与計算や社会保険・労働保険の各種手続きを日常的に担当していました。

指示を受けて業務を行い、実務経験を積むことはできた一方で、資格と責任の所在が曖昧なまま社労士業務が行われていることに、次第に違和感を覚えるようになりました。

その後、無資格で社労士業務を行っていた税理士が逮捕され、職員も書類送検されたというニュースを目にし、同じような環境で業務を続けることに強い不安を感じました。

このままでは、自分自身が法的なリスクを負う可能性もあり、正直に申し上げて、身の安全という点でも危機感を覚えました。

社労士試験に合格した今、改めて、専門職としては法令を遵守し、資格者が責任を持って業務を行う環境で働くことが不可欠だと強く感じています。

そのため、コンプライアンスを重視し、相談や確認ができる体制のもとで、安心して実務に取り組める職場で社労士としてのキャリアを築きたいと考え、退職を決意しました。

法令遵守に対する北見事務所の基本姿勢

社会保険労務士は、給与計算業務を請け負う関係から、慣行として年末調整まで対応している事務所も見受けられます。

しかし、年末調整は税理士法により、原則として税理士または税理士法人が行うべき業務であり、社会保険労務士が行うことは法令上の問題が生じる可能性があります。

社会保険労務士法人北見事務所では、「業界の慣行だから」「顧客に求められるから」といった理由で、法令の趣旨を逸脱する業務を行うことは一切ありません。

たとえ実務上の効率が下がることがあっても、たとえ他事務所が行っている業務であっても、法律に反する、またはグレーとされる業務には関与しないという姿勢を明確にしています。

これは、お客様を守るためであると同時に、職員一人ひとりが「知らないうちに法令違反に関わってしまう」。そのような不安を抱えずに、安心して専門職として働ける環境を守るためです。

社会保険労務士法人北見事務所は、正しい業務を、正しい立場で、正しい責任のもとに行う、その姿勢を何よりも大切にしています。